14.4 分類学
この章の残りにおいて:
扱う問題:
並列マーキング
並列スイープ
並列コピー
並列圧縮
コレクタスレッドの実行中はミューテータスレッドはセーフポイントで止まっていると仮定
仕事の獲得・実行・生成のアルゴリズムによって同期の種類と有無・負荷の粒度・負荷の分散法が選択される
並列コレクションアルゴリズム
プロセッサ中心 (processor-centric)
不揃いな大きさの仕事の奪い合い
オブジェクトの場所は関係がない
局所性が性能に影響
メモリ中心 (memory-centric)
連続したメモリ領域のブロックを操作
固定長バッファの共有プールに仕事を蓄える
並列コピーコレクタでよく用いられる
仕事プールが空になることは並列コレクションの終了条件ではない
実行中のスレッドが仕事をプールに加えようとしているかもしれない